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獣王になりたいとらねこ

小田島常陽とNullの長文Twitter的共同ブログ。
Nullと0とUndefinedとNon-Zero Valueと。
なんで名前が「Null」なんですか?

その答えは一つだけだ。「私の存在はない」からだ。じゃあ誰がこの文章を書いているのか、と言われたら、「私」である。ゴーストライターなどではない。

そう、私はいつの頃からか「Null」というワードを名前にするようになった。別名義としてだが。それを主たる名義として使うようになったのはこの一年位の話である。

タイトルの「Nullと0とUndefinedとNon-Zero Valueと。」は、ご存じの方もたくさんいらっしゃるだろうが、プログラミング言語における「紛らわしい4つの単語」である。
検索していただければわかるが、「トイレットペーパーの芯を用いた解説」がとてもわかりやすい。

・Non-Zero Value: トイレットペーパーの「完全体」
・0: トイレットペーパーが「芯だけ」になった
・Null: トイレットペーパーホルダーだけで、「ペーパーは存在しない」
・Undefined: ホルダーも何も無い

そう、Nullというのは「ホルダーは存在しているが、肝心なペーパーは存在していない」のだ。
それに当てはめて言うのであれば、「私」という「器」は存在しているが、「私」という「物質」は存在していない。

もちろん、手はある。キーボードも打てるし、絵も描くし、声帯もあるから歌も歌う。

でも、「存在していないことにしたい」のだ。
Nullなんて名前、正直ありふれている。どこにだっている。だからこそだ。ありふれた存在に「紛れる」ことで「自分の存在を隠そうとしている」のだ。

何いってんだこいつ、と思うだろうが、私は私をなかったことにしたい人間だ。だからせめてインターネットの海の中では、「最初からそんな人、いませんよ。」という「設定」で居るのだ。

そう、私はどこにでもいるようで、どこにもいない。





さて、問題です。
これを執筆したのは誰でしょう?
| Nullつぶ | 12:08 | comments(0) | - |
ずるい人。
あの人は、ずるい人だ。
私はいつも困らせてばかりで、幸せを全部引っかき回して壊そうとして、それでも最終的にはなんでもない顔をしてついてくる。
「普通じゃないよ、そんなの。」っていくら言ったって、「うんそうだね、普通じゃないよ私は。」としか返ってこない。もはや定型文だ。
歪みきったものの先に何を見出してるかって、そりゃ、幸せなんだけど、その幸せを自ら壊して回っていく私を抑え込みつつあらゆる手段を使いながら(尤も、それを本人が自覚しているかはさておき)、元の通りとまでは言わないまでも、「カタチ」にしていく。
そもそも、「壊れたらまた組み直せば良い」って言っていたのは当の私であり、そういいつつも「壊す」側に回っている。何も壊したくて壊しているわけじゃない。そりゃそうさ、壊した先には何にもないんだから。でも「なぜか」カタチになって戻ってきている。

あの人はとても不思議な人だ。その魅力は私にしかわからなくて良い。なんかそんなようなことを本人にも言われたけど。「貴方は私にしかわからない魅力がある」なんて。


「一途でなにが悪い?」

「・・・。」




その魅力は、素敵さは、美しさは、誰にだってわかるはずもない。だって、私達は――――
| Nullつぶ | 11:55 | comments(0) | - |