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獣王になりたいとらねこ

小田島常陽とNullの長文Twitter的共同ブログ。
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愛憎
私の「彼へ向ける気持ち」が愛情から憎悪に変わることはない。それは確信している。理由を述べるとするなら、「これ以上の人はもう居ないし、いるはずもない」からだ。そして、私はこれまでの彼の行いに対して一切の憎しみを抱いていない。逆に「ここまでしてくれた」と、彼なりの愛情の示し方を理解しているからだ。
確かに私は狂わされた。が、謝罪はほしくない。それらを「嫌だ」とはっきり思ったことはなく、疑問には思っていたが、口にしなかった自分も自分だろうと思っているので。

私は基本、恋愛においては「捨てられた」と感じると途端に冷める。が、今回においては「捨てられるかもしれない」とは幾度となく思ったが、興ざめはしなかった。むしろ、「まだ捨てないでくれ、まだそばにいてくれ」という一心で「ついていった」。
被害者ぶるなよ、と言われてしまえばそれまでだが。
生きている理由も見いだせない自分に手を差し伸べたのは彼だから。私は生きなくてはならなくて、そのためには彼の存在が必要で、しかし私は抑えられない破壊衝動に身を任せ、自分の手をおぞましい罪で染めかけたこともあった。

私は、このまま堕ちていくのだろうか。どす黒いものが心のなかにある。それを解放してしまっては、すべてが壊れる。仕舞っておかなければならない。

と思ったけど、彼には全て見せつけていくことにする。だって、「楽しみにしてる」って言ってくれたし。
私の見せる幻覚も、そのうち本物になる。
幻は長くは続かない、そういったね。でももう幻ではなくなるよ。



どこまで、貴方はついてきてくれるかな。


さようなら、狂気を抑えてきた私。


私は確実に、「狂って」しまった。
| Nullの思い | 12:25 | comments(0) | - |