CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
PROFILE
OTHERS

07
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--

獣王になりたいとらねこ

小田島常陽とNullの長文Twitter的共同ブログ。
<< 呑んでたのねあなた | main | 自分の望む性別 >>
あたまのかたいひと
ば な な

失礼しました、一昔前のインターネットミーム(知らん人は「あたまのわるいひと」で調べてください)が出てしまいました。

交流戦でも同じことを思いましたが、やはりパ・リーグは強いんだなあとしみじみ思っています。頓宮は「とん↑ぐう↓」なのか「とんぐ↑う↓」なのか未だにわかりません。前者だと思っている、と話したら「それはピングーなんよ」と笑われました。小田島です。

私は若造のくせに中身は昭和の爺さんのようなことを云います。「男は男らしく、女は女らしく」というのは至言だと思っています。……ただし、私はここに色々な要素を追加してこの言葉を云います。

「(自分が男だと自覚のある)男は男らしく、(自分が女だと自覚のある)女は女らしく、そうじゃない奴は自分らしく」

現代的昭和ジジイの発言です。頭が硬いのか硬くないのかわかりません。なぜこんな事を云うのかというと、私は「女らしくない女」があまりにも好きではないからです(割とオブラートに包んでいる)。
方向性としては、女性らしい格好をしつつ、スカートを穿いた脚を広げたり、大口を開けて手を叩きながら笑っている女性を見ると、非常に悲しくなる、という感じです。ああもったいない、貴女の努力は全部水の泡だよ、と。ついでに云うとタレントでもないのに過剰な化粧をする男性もあまり意味を分かっていません。否定はしませんので、楽しければ自由にしていいと思います。

私の個人サイトの文章を真面目に読んでいる方々にとっては周知の事実でしょうが、小田島は「肉体女、心男」の人間です。カタカナ語が好きではない(割とオブラートに包んでいる)のですが、あえて云うのならば「トランスジェンダー男性」というわけです。そういうわけなので、Null氏はずっと私のことを「彼」と呼んでいるのです。

そんな「自称おなべ」の私を理解した気でいる人間が私に吐いた言葉を幾つか紹介してみましょう。

「残念な女だな」
「何で女を捨ててるの、もったいない」
「人相の悪い女だこと」
「さっさと男を見つけて結婚しなきゃ云々」

……等、まだまだいくらでもあります。ここで私から一言。

うるせえ。

はい。「理解した気でいる奴ら」は、とにかくうるさいのです。理解したつもりでいるだけで、一切理解をしていないからこんな事を吐くのです。
「女を捨ててるのか」という質問について、質問者は私がそれだと知っていてこう質問しているので明らかな愚問です。私にはそもそも「捨てられる女」は幼少期より存在しません。あまりにも愚かな質問です。

とにかく、人に迷惑をかけないのならば、自分の自認通りに生きていいと思うのです。
同性同士で結婚するというのも認められていいと思います。家族の絆が云々と主張する人間は、現代日本の家庭における問題をもう一度見つめ直してみるべきかと思います。決して否定派の人間に「お前らも同性同士で結婚しろ」と強制しているわけでないので、果たして何の迷惑がかかるのか……

そこまでにしろ。思想が強いぞ。

失礼しました。思想が出てしまいました。
「自分らしく生きる」というのはとにかく難しいものです。社会の全てに認められることなどまず無理です。そんな少数派の生きづらいこの現代日本を、私達は今日も共に民主党、もとい、共に生きていくのです。

それではまた次回に。
| 小田島の思い | 12:18 | comments(0) | - |